近年各地で大規模な地震が発生し、大きな被害がでております。

被災地においては、一日でも早い復旧が大きな課題となっていますが、LPガス(個別供給)はその特性から、避難場所などにもすぐに対応ができ、また、個々の家庭の復旧も素早い対応をとっています。

LPガスが災害に強い事はデーターとしても実証されており、阪神・淡路大震災(1995年)では都市ガス84日に対し、LPガス10日、強い余震が続いた新潟県中越地震(2004年)でも都市ガス53日に対して LPガス18日と、いずれもいち早く復旧しています。

また、二次災害(火災)については、阪神・淡路大震災での神戸のデーターを みると、地震発生後10日間に発生した火災175件のうち、原因が特定できたのは68件。内訳としては電気が38件で56%を占め、その他(放火・都市ガス等)30件 LPガス0件となっています。

これはLPガス特性もありますが、震度5以上の揺れを感知すると自動的にガス供給を 遮断するマイコンメーターがほぼ全戸についている安全機能の充実もあげられます。
(http://www.ene-web.com/cfc/ より引用)

火災の時は

まず非難。

余裕があれば、初期消火をしましょう。
容器バルブを閉め、消防署員などに容器の位置を知らせて後の処置を頼んで、販売店にも連絡してください。

自身の時は

器具栓・ガス栓を閉め、火を全て消します。

揺れの大きかったときは、おさまった後で容器のバルブも閉めて下さい。

洪水の時は

容器バルブを閉めてください。

容器が倒れたり流されない様に鎖やロープでしっかり固定してください。

容器バルブの閉め方

容器バルブは容器の上部にあります。

閉める時は時計と同じ右方向に回して下さい。
災害後、再びガスを使用するときは、必ず事前に販売店の点検を受けてください。
異常に気づいた場合、住所・氏名・電話番号・状況などを至急当社にご連絡ください。